井上雅之展 Masayuki Inoue Exhibition “Trajectory“
2025.5.17-5.31
11:00-17:00
会期中 月曜日休廊
作家在廊日 25日(日)
ジンチョウゲ科の植物である雁皮から
作られる和紙、雁皮紙を使った作品を
発表している井上雅之。
蓮依初個展である今展では、MA(間)、Rectangle、STADY108、そしてSee throughへ
と続く作家のこれまでの作品群を通じ、
表現の軌跡をご覧いただきます。
See through〈水鏡〉を眺めていると静寂が訪れ、自然界が目の前に広がります。
広大な宇宙に、小さいけれども確かに存在する自分と向き合える気がします。
様々な年代の作品が、それぞれに静かな言葉を語りかけてくるようです。
井上作品を皆様なりに感じて頂けたら嬉しく思います。
【過去の展示会】
チェヨンシル展 “A dream towards you“
2025.3.15-3.29
11:00-17:00
会期中 月曜日休廊
作家在廊日 15日(14時以降)16日(終日)
心を空っぽに。
私は新しい憧れと新しい季節の間を
行ったり来たりする。
来るものも去るものも同じ場所で私を待っていて、
いつも私の中で彷徨っている。
同じ場所で私を生まれ変わらせてくれる。
あなたが去って私が戻り、
私が去ってあなたが戻ってきた同じ場所で、
新しい時がくれた新しい絵。
春、夏、秋、冬。 それは人生。
人生が巡り絵も巡る。
夢があなたへ向かう。
二年ぶりにご覧いただくチェヨンシル展。
流れゆく歳月は、作家にどのような景色を描かせたのでしょうか。
早春の北鎌倉で、上巻溢れる作品の数々をお楽しみくださいませ。皆様のお越しをお待ちしております。
イヨンスン タルハンアリ展
2025.2.8-2.22
11:30-17:30
会期中 日・月曜日休廊
2025年2月8日(土)から、
韓国の陶芸家 イヨンスンの
満月壺の展覧会を開催いたします。
一年の初めの満月の日を祝う韓国の名節
チョンウォルテポルムの時期に
またイヨンスンの美しい月をご覧いただきます。
どうぞご期待ください。
An exhibition of moon jars by Korean ceramic artist Lee Yong Soon will open on February 8, 2025 You will see the beautiful moon of Lee Yong Soon again during the famous Korean festival of Jeongwol Taepolm, which celebrates the first full moon day of the year Lee's moon Jar have a charming old-fashioned look Please enjoy the exhibition.
イグミョン展 「春夏秋冬、そして春」
2024.11.30-12.14
11:30-17:30
会期中 月曜日休廊
作家在廊日 11月30日
韓国の陶芸家イグミョンの個展を開催いたします。
民画に倣い作陶してきたイグミョン。
作家の表現したいことが、より身近なものへと変化した今、 作陶の地 楊平の自然への愛を 作品に投影しています。
冬は氷点下まで気温が下がるという楊平。
木々や花、虫や鳥達は、それぞれの冬を過ごし、
やがて来る春に喜びを感じます。
春の温かさに感謝し、青々とした自然を満喫する夏を過ごし、豊かな秋を迎えます。
巡る季節、 また次の季節を迎えられることに感謝し、日々を大切に過ごすイグミョン。
春夏秋冬、それぞれの良さを作品に込めました。
自然、人への優しい眼差しを感じるイグミョン作品。
より深みを増した作家の表現に
どうぞご期待ください。
展覧会初日11月30日(土)
菓子植人 余韵による
イグミョン作品の世界観を韓菓と茶で表現する
菓子と茶の会がございます。 ぜひご参加くださいませ。
菓子と茶の会ご参加以外のお客さまも、
展覧会をご覧いただけます。
11月30日はイグミョン在廊します。
ぜひご高覧くださいませ。
「イグミョン展 余韵菓子と茶の会〜겨울나기(キョウルナギ)」
2024年11月30日(土)
①11時半から
②15時から
会費9000円
※2時間から2時間半程を予定しております。 @yoinkashi
겨울나기(キョウルナギ)〜人や動物、植物な
韓美華展 「泉」
2024.10.12-10.26
11:30-17:30
会期中 木曜日休廊
作家在廊日 12日、19日
とても疲れて心が何も感じない時に、
この世のものとは思えないくらい
美しい色を帯びた泉の夢をみた。
この光景は私の心を温めてくれた。
夢そのままを
画面に表すことはできなかったし、
しようとも思わなかった。
代わりに描きたかったのは
泉の記憶を呼び覚ますもの。
私の心の奥から湧き上がる感情や
創作のイメージの源を
泉という言葉に例え、
今回の展覧会のタイトルとした。
韓美華
作品発表の度に、
様々な心象風景を見せてくれる韓美華。
内に秘めた描きたいもの、
表現したいものが
溢れているのでしょう。
今展で発表する湧き出てくる
泉の雫の中に、
皆様の感性に響く作品があれば
嬉しく思います。
作家在廊日、10月12日(土)19日(土)は、
簡単ではございますが、
お飲み物や軽食をご用意しております。
作家と共に作品を
楽しくご覧いただけたら幸いです。
ご来場にご予約は不要ですが、
作家在廊日にお越しの際は準備の関係で、
ご来店日時をご連絡いただけましたら有難いです。
どうぞお気軽にお出かけくださいませ。
ご連絡
reni.kitakama@gmail.com
@ren_i.kitakama メッセージ
今年の夏、韓国にて
gallery蓮依の展覧会がございます。
茶器や短冊、絵画など、
茶席を彩る作品をご紹介いたします。
日本からも韓国にお越しいただけましたら
嬉しいです。
Gallery Marron
143-6 Bukchon-ro, Jongno-gu, Seoul
+82-2-720-4540
marron-1436@naver.com
Gallery Reni from Kamakura,
Japan is exhibiting in Korea this summer.
Tea utensils, tanzaku (hanging scroll)
and painting lamps to decorate your tea table
We will showcase works by Japanese and Korean artists.
Participating Artists
Ozawa Shoko
Toyomasu Kazuo
Tanaka Shigeo
Kihira Yoshitake
Sakuma Bijutsu
Miyashita Kayo
Tukihiso
Soukido
Han Mihwa
Choi Young Sil
Park Song Kuk
Lee Jin Seon
豊増一雄展 白色美学 II @708toyomasu
2024年6月22日(土)〜6月30日(日) 11時半から17時半
会期中 無休
作家在廊日 6月22日
ご予約優先 Tel、E-mail、Instagramメッセージ
豊増一雄の白をまた見てみたいと、
弊廊一回目の白の展覧会に続き
今回も白の作品をお願いしました。
白は何にも染まらないけれど、
全てを包み込んでいる色。
豊増の白瓷から、
作家の焼物への清らかな心を
見出していただけますように。
なお、展示会初日(6月22日)のご予約はすでに一杯のため、締め切っておりますが、ご予約なしでもご覧いただけます。
11時半〜15時半までのお時間は、ご予約のお客様が多いので、15時半以降ならご入店がスムーズです。
今井ふみ子 額縁展 @frame_recipe
2024年5月18日(土)〜6月2日(日)
11時半から17時半
会期中 月、火休廊
作家在廊日 5月19日、22日、29日、6月2日
5月18日から6月2日の会期で、 今井ふみ子 額縁展を開催いたします。 本展は即売の額縁もございますが、 展示されている額縁を見本に、 額縁オーダーをメインとした展覧会となります。 会期中全ての日程でオーダー可能ですが、 作家在廊日は直接相談しながらオーダー可能となります。
作家在廊日のオーダーご予約をお承りいたします。 ご予約お待ちしております。
中島亜弥展
2024.4.13 sat → 4.21 sun
11:30 → 17:30
会期中 無休無休
作家在廊日 4.13
ご予約優先 Tel、E-mail
手捻りで作る蹲を、
自然が生み出したものに近づけたい。
その一心で作陶している。
中島亜弥
山に抱かれ作陶する中島亜弥。
生み出す作品は、
自然からの祝福を受けたような、
清らかさを感じます。
本展では作家の愛する
蹲壺を中心にご覧いただきます。
まるで自然の恵みのような中島の蹲壺を、微笑ましくご覧いただけたら嬉しく思います。
李龍淳 タルハンアリ展「タルマジ〜月見」
2024年2月17日(土)~3月2日(土)
韓国の白磁作家 李龍淳の個展を開催いたします。
タル(月)ハンアリ(壺)。
満月のようだと名付けられた朝鮮の壺。
タルハンアリの白は、清貧を最高の道徳と重んじた朝鮮の心を映す色であり、おおらかで自然な円い形は、人々を癒してきました。
朝鮮のタルハンアリに魅了された李龍淳。
古の色、形、そして香りまでも感じさせる李のタルアンアリは、形式やテクニックを超え、没入の境地に達していると、多くの人々に愛されています。
本展では、旧暦年初めの満月を愛で一年の幸福を願うチョンウォルてポルムという韓国の伝統名節に倣い、一年十二ヶ月、十二のタルアンアリに願いを込めます。
自然の月のような線、光、そして乳白色を持つ李龍淳のタルハンアリ。
李のタルハンアリに、朝鮮の素朴で清らかな心を見出していただけますように。
関連イベント
2月17日 満月を愛でる韓国の伝統名節にちなんだ韓菓と茶の会がございます。
会費8000円
詳しくは弊店Instagramをご覧ください。
紀平佳丈展 樹心詩学
2024年1月20日(土)~1月28日(日)
年輪が静かに語りかけてくるような、穏やかな木目。
繊細な手仕事で仕上げた作品は、いつまでも触れていたい滑らかさです。
紀平佳丈の静謐な作品は、用途ある工芸品ながらも、
さながら美術品のように、見るたび、触れるたび、
想像力を掻き立てられる魅力があると感じます。
本展では、十点程の作家渾身の作品をご覧いただきます。
新たな年の始まり、無垢な樹が詠う澄んだ詩に
静かに触れていただきたいです。
イグミョン パクソンウク 二人展
2023年11月25日(土)~12月9日(土)
「朝鮮時代の陶窯地を踏査する機会があった。
博物館で見てきた陶磁器欠片を手で触ってみると、紋様と色を確認することができた。
完全な器物はなく、いくつかが重なっている陶磁器欠片と陶磁器を焼いた窯の焼き跡を見ることができた。
陶磁破片を集めて置いてみた。 長い時間を経て変色された破片は、 悠久の時間を感じることができた。
作品Pyeon(片)の欠片はそれぞれの時間を持っている。
欠片は新しい関係を形成して続く。
前の欠片は後に来る欠片と関係を結ぶ。
お互いに違った時間を持っていて、 薪窯に置かれた場所も違う。
お互いに違った土と化粧土を扮装したドムボン粉青である。
ドムボン粉青は片で存在する。
作品Pyeon(片)は、物質と物質あるいは欠片と欠片の関係に関する物語である。
関係を通じて新しい造形が表れ、連続性が生まれる」
パク ソンウク
「私たちが楊平(ヤンピョン)で暮して来た時間を振り返ると 25年が過ぎていた。
都会生活をしてきた私にとって、 楊平はとても寒くて孤独な土地だった。
相変わらず冬が長くて春が遅くなって寒い土地だが、 その時々ごとに季節は間違いなく来るという理を、 今は少しは分かるようである。
生きて行くことは、 多くのものと縁を紡いで行く過程であるように思う。
ここ楊平で、私は親しい友を得るようになった。
私の家族である小さな動物と季節ごとに咲く花、季節ごとに訪ねて来る鳥と、 春に鳴く蛙、そして毎年経年変化していく床の石も、、 私と縁縁があると日々感じ感動している。
いつしか遊歩道に吹く風も私には、 縁のように感じられて作品に浸み込んだりする。
今年は例年より花がたくさん咲いた。
一輪一輪咲いて落ちる度にその姿を目に焼き付けた。
真夏、広い葉上で蛙が休んで行って魚が隠れて遊び歩いた。
咲いた花びらの間を、蜂や蝶が遊びに来た。
今はしぼんで水中で黒く沈んだ葉と、 乾いた蓮の実がもうすぐ冬と知らせている。
真冬が過ぎれば春にまた小さい芽を出すはずである。
このように小さな縁が結ばれては消え、 また結ばれるようになるはずである。
紡がれた縁を、 私は意識したり無心に通り過ぎたりして 日常を生きている。
その中に私達の作陶がある」
イ グミョン
韓国 楊平にて作陶している、イ グミョンとパク ソンウク。
イグミョンの周りに在る愛しき自然、動物たちは、陶板や陶箱の中で、活き活きと弾んでいます。
パク ソンウクのマスターピース Pyeon(片)。
偶然のようで、必然的に隣あわせに置かれる陶片たちは、この縁しかないと思わせる、美しい連なりを見せてくれます。
二人の日々の生活の中にある自然との縁を慈しみ生まれた作品。
どうぞ逢いにいらしてください。