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月日荘企画展「短冊」


月日荘 蓮依 企画展
「短冊 白の萌し」

2023年9月2日(土)〜9月10日(日)
11時半から17時半
月日荘店主在廊日 9月2日、3日
ご予約優先(Tel.Mail)
reni.kitakama@gmail.com
0467-38-8805

短冊
宮下香代 @kayomysht 
チェヨンシル @young_sil_choi 

短冊掛け
月日荘 @kimono_tukihiso

短冊...
小さな矩形から広がる、
作家の表現するこの世界。
今に生きる私たちにぴたりと合う。
アートに造詣の深い蓮依さんでの展示は
新しい試みです。
古い裂や手仕事の裂などを用い
表具師に仕立てて戴いた
短冊掛けとともに、
短冊作品を自由に軽やかに
愉しんで戴けましたら嬉しいです。

             月日荘

白について
東洋画で余白は空(くう)
その余白に、思いを込める。

西洋画を描いてきた私は、
白は余白を導き出すと共に、
色と造形のバランスを取る色。

白の重要性を感じ、
私の絵画で白は画面の構成で
最も重要なキーワードとして、
絵画に劇的ながらもゆとりを生み出す。
白をよりドラマティックに仕上げる為、
どの位置にどの色のそばに配色するかが
とても大切であり、
隣り合わせた配色がよりその白の
存在を生かしてくれると思う。

              チェヨンシル

白について
植物の細い繊維のみで純粋を
集積している和紙。
薄い一枚の紙は、
何色にも染まる柔軟さを持ちながら、
手を加える事をためらうほど
神々しい存在感を放つ。
和紙という存在が白を表していると思う。

「十白」
日本で培われてきた文化の中で生き続けてきた
和紙の面白さ、強靭さ、儚さを受け留め、
白にまつわる言葉から短冊の中に
十の白を探りました。

                宮下香代

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September 22

ART FAIR ASIA FUKUOKA 出展